TROUT 鱒ters

どうもウグイDXです。

ようやく夏本番という感じになってきました。

夏と言えば、そうですエロです・・・。

いやいや怪談ですよね。

以前HPにも載せていたお話ですが、HPを閉鎖したので改めて記載します。

怖い話がダメな方はここでストップしてください。

この話は今から15年くらい前のお話です。

千歳にある「支笏湖」という湖があります。
そこの畔にある廃墟のホテルが心霊スポットとして有名だったので、当時付き合っていた彼女と専門学校の友達と肝試しに行ったときのお話です。

そのホテルはテレビにも何度か出ているほど有名な心霊スポット。
そこのホテルに着くなり私は誰かの視線を感じました。
その視線は上のほうから感じたので、そちらに目を向けてみると、2階の窓から髪の長い女性がこちらを見ていました。
とっさに「ヤバイ！」と思い彼女を見てみると、彼女も同じところを見ています。
その当時付き合っていた彼女は非常に霊感の強い方でした。
わたしは彼女に聞きました。

私 「お前も見えているの？」
彼女 「うん。 女の人だよね」
私 「うん。」
彼女 「ホント ヤバイかも」

その事を友達に伝へ帰ろうとするも取り合ってもらえず中に入る事に。
私たちも渋々中へ入りました。

中に入り2階へ上がる階段の付近に男性が座っています。
完全に生きている人では無い事がわかりました。

「ホントにヤバイ」

と思い友達を説得しその場を離れる事に。

その後は何も起こらず自宅へ帰りました。
しかしその夜、隣で寝ていた彼女が突然泣きながら起きはじめました。

私 「どうした？」
彼女 「私のまわりを子供が走っているの。」
私 「おいおい、嘘だろ。 誰もいないよ。 大丈夫だって。」
彼女 「キャァー！」
私 「な、な、なんだよ？ どうしたんだ？」
彼女 「あんたの上にさっきホテルで見た女の人が乗っていて覗いているよ。」

その時はその姿は私には見えず、ただただ恐怖で慌てて起き頭の上に盛り塩と水を起き2人で手を合わせました。
その日寝る事が出来ず朝を迎えました。

その日、彼女が働いているお店の先輩に昨晩の事を話すとこんな事があったそうなのです。
その先輩たちも以前肝試しでその廃墟のホテルに行ったのですが、そのホテルに入って騒いでいると、1人の女の人が突然倒れたそうです。
慌てて担ぎ車に載せその場をはなれました。
5分くらいしたらその女性は目を覚ましたそうです。
でも突然笑いはじめたそうです。

「フフフッ、フフフッ」

でもその声は何度聞いてもその女性の声では無いそうです。

先輩 「おっ、おい大丈夫か？」
女性 「なぜ私を起こした。 なぜ邪魔をする。 お前達全員殺してやる。

そんな事その女性は叫んだそうです。
すると次にこんな事を叫んだそうです。

女性 「お前達に私の苦しみがわかるか？ 自分の愛する恋人に殺された苦しみと憎しみがわかるか？」

そんな事をその女性が話しはじめたそうです。
その話の内容は、結婚式前にこのホテルに泊まっていたそうなのですが、その女性がお風呂から上がると後ろから恋人にナイフで刺され殺されたそうです。
その恋人には別の好きな女性ができ邪魔になり結婚式前に直前にもかかわらず殺されたそうです。
続けてその女性は
「このまま結婚式を挙げるはずだった教会へ行ってちょうだい。 そこで結婚式をあげた後、お前達に全員殺してやる！」

怖くなった先輩は除霊をできる友達に相談したがどうにもならず、お寺に行く事に。
そのお寺の住職にこっぴどく説教され除霊をしてもらうも結局除霊は成功したのですがその乗り移られた女性は精神を病み精神病院に入ってしまったそうです。

その除霊の最中に乗り移った女の幽霊を見たそうです。
それでその女の特長を聞くと、私たちが見た女の幽霊とおなじでした。

その後、本当にその事件があったのか調べてみると、あったそうです。

その殺された女性の写真を見てみると

その女性のだったそうです。


私が今まで体験した中で一番ゾッとした体験です。